瀬戸際のプログラマーたちへ(2025)
30年以上前から、プログラマーという職業がいつか「瀬戸際」に追い込まれるだろうという予感はありました。
そして近年のAI技術の進化によって、その流れは一気に加速しています。
もはや「瀬戸際」どころか、プログラマーという職業そのものが必要なくなってしまう時代が、目の前に迫っているのかもしれません。
しかし一方で、プログラムの構造を理解していない人や知識の浅い人が、AIに的確な指示を出せるかというと、それは決して簡単ではありません。
AIにコードを書かせることはできても、複雑なシステム全体を設計し、動かすのは別の話です。
数百以上のモジュールやファイルから構成される企業システムを作り上げるには、単なるプログラミング能力だけでなく、システムエンジニアとしての思考力や経験が欠かせません。
その意味で、今のところはまだ「瀬戸際」ではなく、むしろ経験を積んだ技術者ほどAIをうまく活用できる有利な立場にあると言えるでしょう。
つまり、AIは「できる人がさらに効率よく仕事をするための道具」であり、
業務知識はあっても設計力や技術的理解のない人の代わりに、すべてを自動でこなしてくれる存在ではないのです。


