« 天と地 | トップページ | 救世主の正体 »

2026年6月26日 (金)

見えない部分

Photo_20260626123601
プログラムというものは、最終的にユーザーから見えるのは画面(UI)の部分だけです。

文字が読みやすく、レイアウトが整っていて、期待どおりに動作していれば、中でどのようなコードが書かれているかは見えません。

 

どれだけ無駄な処理があっても、どれだけ分かりにくいコメントが書かれていても、エンドユーザーには関係ありません。

困るのは、何か月後、何年後かにそのプログラムを修正する自分自身や、引き継いだ開発者ぐらいでした。

 

つまり、コードの美しさは開発者だけの問題だったのです。

 

ところが最近は、その常識が変わり始めています。

AIにプログラムを解析させる時代になり、今まで「見えなかった部分」が、とても重要になりました。

コードの構成や命名、そしてコメントまでもが、AIにとっては仕様書を補足する重要な情報になります。

 

分かりやすく整理されたコードほど、AIは正確に理解し、より適切な提案や修正を返してくれます。

逆に、場当たり的に書かれたコードや意味のないコメントは、そのままAIの判断材料になってしまいます。

ふと思い出したのが、Appleの創業者が「見えない部分にこそこだわるべきだ」と語っていたことです。

昔は自己満足だと思われることもあった、その考え方が、AIの時代になって新しい価値を持ち始めました。

 

長年、見えない部分を意識してプログラムを書いてきて、本当に良かったと、今あらためて感じています。

« 天と地 | トップページ | 救世主の正体 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

2026年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ